大腸内視鏡検査
きっかけは健康診断で要精密検査となったこと。
要精密検査となったならもう仕方がない。
受けたことのない検査で痛いのではないか、と不安がいっぱいあったが受けるしかない。
後で、「あの時受けておけばよかった」と思うことがないようにもう受けるしかない。
検査をお願いする病院を決め、検査前の事前診察をまず受けた。
女医さんから丁寧に説明を受けた。
今まで大腸内視鏡検査について全く知らなかったので説明を聞いた段階で何だか大変そうだ、と思えてきた。
まず検査3日前から食事の制限・・・

こんなにあるのか・・・かわいいイラストで描いてあるけど避けていただきたいメニューが多く感じた。
検査前日の食事は20時までに終え、21時にお薬を飲み、検査当日は水のみOKで、朝食を抜き病院へ。
病院で3時間ほどかけて腸管洗浄液を飲む。10分~15分で紙コップ1杯の腸管洗浄液を飲み、その後紙コップ2杯のお水を飲む。これを8回繰り返す。
飲み初めて1時間ほどした頃から手が冷たくなってきた。
体内の水分が減るので体温が下がってくる、との事。ブランケットをもらった。
途中でトイレに何度か行ったが、お腹が痛くなって行く、ということはなく、いつもより回数が多いってだけで不快ではなかった。
飲み切った後は検査時間まで少し時間があり、読書をしたりテレビを見たりして過ごせた。
検査予定時間の1時間ほど前には着替えを渡され、30分前には点滴用の注射をしてベッドで横になり順番を待っていた。
このころはもうドキドキがMAX。鎮静剤が効いてくれることを祈っていた。
検査時間となりベッドごと処置室へ運ばれた。看護師さんが鎮静剤を入れますね、と言ってくれた後、多分寝た・・・
目を開けた時には画像が写されているのが見え、あれ、私の大腸かな~って思っていたら、「終わりましたよ~」と声がかかりベッドごとまた移動した。
看護師さんに時間を聞いたら、処置室に入ってから20分ほどが経過していたようだ。
別の病院で胃カメラを何度か受けたことがあったが、鎮静剤が効かない体質、と言われていた。その事を事前診察の時に詳しく話をしておいたので鎮静剤の種類、量を考えてくれたのか、今回は全く記憶がない間に処置が終わっていた。感動!!
30分ほどベッドで休んでいたら看護師さんがまた声をかけてくれ、着替えをし、先生の説明を受けるために待合室へ。
画像を見ながら説明を聞き、ポリープを1つ切除したことを知った。検査結果を2週間後に聞きに来てください、と言われ、それまでの注意事項を聞いた。

検査が終わったら何でも食べれる、と思っていたら、これまた諸注意が・・・食事は検査から3時間後、うどんやお粥、柔らかく煮た野菜等を1~2日食べるように、と。3日目から徐々に通常の食事に戻してもよい。生活面では出勤してのデスクワークは3日目から、車の運転も3日目から・・・色々あるな~と思った。
ポリープ切除にかかった費用は25,300円。医療保険の外来手術代の請求ができます。
加入している生命保険会社のWEB請求手続きをしたら、請求した2営業日後に25,000円が振込まれた。初めて手術の請求をした~。
無事2週間が過ぎ、病院で検査結果を聞き、悪いものはなかったとわかり一安心。
長い長いはじめての大腸内視鏡検査の話でした・・・


大腸内視鏡検査を受ける必要がある方、に該当したら、怖がらずに病院を受診し、検査をうけることが大事ですね。
検査前後の色々な諸注意はありますが、検査は痛みもなく終えられたので、必要な方がちゃんと検査を受けてくれることを願って体験記を書きました~。